【感想】身代わり魔女、冷酷王に挑む

【作者】遊森謡子さん
【種別】長編(完結)
【話数】全29話
【文字数】133,929文字
【キーワード】恋愛異世界R15身代わり魔女国王結婚魔法友情ファンタジー大団円
【掲載開始】2015年 01月28日
【最終更新】2015年 04月28日
【掲載場所】小説家になろう

王太子妃に内定した令嬢は、ある秘密を抱えて悩んでいた。彼女を助けるため、魔女シェラーサは王太子も承知の上で、ひとまずの身代わり妃になることに。面白そう、などと言っていた魔女だったが、王宮で『冷酷王』と呼ばれる国王エヴィルソンに会ってから変化が…!?
(あるいは、ヒロインが友人の身代わり婚約者として彼氏の実家に行ってみたら超好みの義父がいて、自分の秘密を隠しつつこっそり彼に見とれているお話です)
身代わり魔女、冷酷王に挑む

Attention

物語の面白さを損なうような感想は避けるよう
心がけていますが、完全とは言い切れません。
自己判断でご覧ください。

【おすすめ度】

★★★3

【感想】

ようやく読めました。読もう読もうと思ってページを開くんですが、なんだか気分が乗らなくて延ばし延ばしになっていたのをようやく読みました。

これを書くと大変失礼なんですが、疲れてたり気分が乗らないときにダラダラと読み始めるには、頭の悪い私にはちょっとだけハードルの高い作品だった。最初の数行を読んではページを閉じる作業を何度繰り返したことか……。頭が悪いので、キャラクターの名前が覚えられない。頭が悪いので、国の名前が覚えらない! そして何度も同じ文を読み直す……。元気だったり、小説読みたい気分が最高潮のときには何の苦労もなく読めるんですがね。だからこの小説が悪いわけではないんですよ。私の頭と調子が悪いんです。はい。

話が逸れました。

とはいえ、読み始めたらあとは早い早い。物語の世界に入り込めたら、あとは終わりまで一直線。何でさっさと読み進めなかったの私、と自分に突っ込むぐらいおもしろかったです。

この作品の作者さまのお話は何度か読んだことがあり、物語の進め方とか文章の書き方とかが好みだったのでその辺は安心して読めました。

恋愛というよりは、友情色が強い作品に思いました。あらすじを読むとなんだか軽い読み物な感じがしていましたが、イメージよりはしっかりしたお話だった印象です。このお話は「身代わり」ですので「入れ替わり」とは違います。気が付いたら入れ替わってたーとか、生まれ変わったら知ってるあのキャラになってたーとは違って、お互い了解した状態での身代わり。普通に考えると、他人に成り代わるんですから色々と不都合が起こると予想できますが、その辺の辻褄合わせもうまく考えられていて違和感なし。あとこの小説の世界、魔女がいるので魔法もあるんですが、特に契約魔法の設定がおもしろかったかな。なるほどなるほど、こう繋がるのね、と。

本篇後「あとがき&創作メモ」で、キャラクターの設定や裏話も読めておもしろかったです。説明されると「ああ、確かに」と思えるようなことがたくさんありました。
後書きって、毎話ごと小説の下に書かれると正直うっとうしいんですが、最後にネタばらし的に読むのは結構好き。またこの作者さまの書き方がいい。よく考えて作られた作品だと改めて思いました。読んでいておもしろかったところを抜き出して紹介したいんですが、ネタバレになっちゃいそうなのでやめておきます。ぜひ、本編を完読したあとに読んでみてください。

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