【感想】世界で一番愚かな英雄の話

【作者】ピヨ/七海ちよさん
【種別】短編
【話数】1話
【文字数】13,396文字
【キーワード】シリアス勇者魔法人外魔族異世界恋愛
【掲載開始】2016年 07月30日
【掲載場所】小説家になろう

 あるところに、人間と魔族の争う世界がありました。
 長く魔族に苦しめられてきた人間は、一人の青年に『勇者』という称号を与え、魔族を打ち滅ぼす使命を与えました。人間とは思えないような魔力を悠々と操る勇者は、人間の『希望』の象徴でした。

 勇者は、人間のために険しい道を進み、多くの魔族を退け、平和のために邁進し続けました。
 けれど、人間は知りませんでした。

 勇者には、人間の平和とは別に、絶対に叶えたい願いがあったのです。
 それが、全ての理由でした。
世界で一番愚かな英雄の話

Attention

物語の面白さを損なうような感想は避けるよう
心がけていますが、完全とは言い切れません。
自己判断でご覧ください。

【おすすめ度】

★★★★4

【感想】

時間があって気分が乗ってるときに読もうと思ってずいぶん前にブックマークしておいた作品を、ようやく読みました。

こういう話、本当にいい! 大好き!
シリアスでしっとりしていて、始まりから終わりまで一貫して繊細な空気のまま。なんの無駄もなく、必要なことを必要なだけ紡いだお話。ゆっくりじっくり丁寧に読みたいのに、ついつい目が先の文章を追いかけていっちゃう自分が残念だ。もっと味わいたいのに。

読んでいてキュンキュンするようなときめきはなく、でもじわりと染み込んできて、読み終わったときには胸があったか〜くなりました。ときめきってのは、ほら、キラッキラしてて眩しくてお星さまみたいに尖ってるからさ、このお話はそうではなくて、もっと上品で淡くて優しくて丸っこい感じなの!(意味不明な説明でごめんなさい)

そして、この話を読んで今更ながら気がつきました。私ってヒロインのために頑張るキャラが大好きだと。(誰だって好きだと思うんだけどね!)

このお話を表すのに適切な表現ではないかもしれませんけど、囚われのお姫様を助ける設定というのは王道ですよね。やっぱりいいですよ~。ディズニーアニメを見て育ちましたが、白雪姫やシンデレラの王子様より、眠れる森の美女の王子様の方が絶対かっこいい! 好きになった女の子のために必死に戦うヒーローは格好いいよ!

幸せな物語を読めてよかった~。ほんわかほっこり幸せな気持ちになりました。

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